いま、「店舗BGM配信サービス」を検討中のあなたへ。

「有名曲をかけないとお客様は満足しないのでは?」
「ウチのブランドらしい選曲って、本当に売上に効くの?」

もしそんな迷いがあるならば、この記事の 3 分だけお付き合いください。

最新アンケート 107 件を読み解くと――実は97 %の来店客が「メロディさえ良ければ無名曲でも OK」、そして73 %が「店の雰囲気に合っているか」を何よりも重視していることが分かりました。

つまり 「誰もが知るヒット曲」よりも「ブランド体験にフィットした良質なメロディ」 が、顧客満足とリピートを左右しているのです。

この記事を最後まで読むと
  • 107人調査で浮かび上がった店舗BGMの最重要要素がわかる。
  • 調査結果を踏まえた BGM 配信サービス選びのポイントがわかる

調査概要と、主な結果ハイライト

項目内容
調査方法インターネット定量調査
回答数107 名
実施時期2025年4月
主要設問「良いメロディなら有名曲でなくても満足できますか?」
「店舗 BGM で最も重要だと思うポイントは?」
回答形式単一選択+自由記述

※有効回答107件のうち自由記述が300行超と量・質ともに十分な裏付けが取れています。

BGMマガジン
編集部

それでは早速、数字が示す“顧客の本音”を見ていきましょう。

まずは「メロディと知名度は、どちらが大事か?」、次に「BGMの評価軸」。

この2つの問いの結果を見ると、選曲の優先順位は明確にわかると言えそうです。

1. 「良いメロディなら無名曲でも満足」—— Yes 97.2 %

店舗のBGMは、有名曲でなくても満足できますか?

【回答の内訳】

  • “はい” 104 名/“いいえ” 3 名
  • 自由回答には、
    • 「雰囲気に合えば知らない曲の方が落ち着く」
    • 「有名曲だと逆に気が散る」
    • 「知らない曲との出会いが楽しい」

      など、“発見” と “没入感” を評価する声が多数ありました。

顧客は「BGM = 雰囲気づくりの装置」と認識しており、曲名はほとんど気にしていません。

2. BGM に求める最重要ポイント—— 店舗イメージにマッチ 72.9 %

店舗BGMにおいて、最も重要なポイントは何ですか?

「店舗の雰囲気にマッチしている」、「メロディのクオリティが高い」 がツートップという結果になりました。

「知名度」は“あれば嬉しい”程度のサブ要素に過ぎません。

では、なぜここまで“メロディ>知名度”が支持されるのか?

BGMマガジン
編集部

次の章で心理メカニズムを、3つの仮説から整理してみす。

なぜ「メロディ>知名度」なのか? — 3 つの仮説

数字の裏にある“人間の心理”を紐解くことで、選曲の失敗要因と成功パターンが見えてきます。

以下の 3仮説は、自由記述の回答を定性分析して浮かび上がったものです。

① 空間ブランディング効果

BGM は“耳で感じるインテリア”とも表現されます。

そのため、ブランドの世界観を補完する要素として機能し、曲名よりも“フィット感”が評価されていると言えそうです。

調査自由記述に見られた声
「曲と内装がチグハグだとがっかり」

② 認知負荷の軽減

有名曲は歌詞や思い出が頭に入り込みやすく、買い物や会話の邪魔になります。

無名でも心地よいメロディなら“聴き流しやすい”ため満足度が高いと言えます。

調査自由記述に見られた声
「BGM が主役じゃないから落ち着ければいい」

③ “発見価値”の台頭

ストリーミング世代は“知らない曲との出会い”をよりポジティブに捉えます。

良いメロディを見つけると、店舗に対する印象が強化され、記憶定着にも貢献します。

調査自由記述に見られた声
「店を思い出すきっかけになる」

まとめ

まとめると、上記の3つの仮説は 「空間体験の質」 に集約されると言えそうです。

ここまで数字と心理の両面を見てきましたが、これらの内容から店舗BGMの最適解を一気に振り返ってみましょう。

  • 97 % が「メロディが良ければ知名度は問わない」と回答。
  • 最重要要素は “ブランド雰囲気へのフィット” (72.9 %)。知名度はわずか 2.8 %。
  • BGM は“聴覚ブランディング”。有名曲リストより、「空間と調和した良質メロディ」を優先すべき。

このことを踏まえると、店舗BGM配信サービス選びにおいては、店舗イメージにマッチした音楽を選べるように、「多彩なジャンル × インスト対応」であることが重要と言えそうです。

BGM は“耳で感じるブランド体験”。

この記事をヒントに、あなたの店舗にしかない“音のアイデンティティ”をデザインしてみてくださいね。

※本記事のデータ・グラフは自由にご利用いただけます。引用の際は本ページのURLを明記の上、出典として「BGM magazine」と明記してください。

ABOUT ME
BGM House ディレクター K.G.
店舗BGM配信サービス「BGM House」ディレクター。 これまでに1,000曲以上の店舗用BGMをプロデュース。「空間の音」を起点に、美容サロン・カフェ・小売店など、ブランドの世界観を深める空間演出を手掛ける。 また、事業家としての側面も持ち、ゼロから事業を立ち上げた起業経験に加え、東証プライム上場企業での新規事業開発にも参画。 「感性(音・ブランディング)」と「論理(事業開発・マーケティング)」の両輪で、年商1,000万円〜10億円規模の事業者・ブランドオーナーの実践的な伴走支援を行っている。