一歩足を踏み入れた瞬間、耳に飛び込んでくるのは遠い国のリズム──そんな“プチ海外旅行”を演出できるのがワールドミュージックです。

民族楽器や現地語ボーカルの彩りは、シンプルな内装でも一瞬で非日常を呼び込み、SNS 映えやリピート動機を高めてくれます。

本記事では、有名曲6選をリファレンスに「似たテイストのライセンス音源を探すコツ」や業種別の活用アイデアまでを分かりやすく解説します。



この記事を最後まで読むと
  • ワールドミュージックがもたらす非日常効果がわかる
  • 業種別に最適な選曲・時間帯運用のポイントがわかる

ワールドミュージックとは?地球規模の“ご当地サウンド”

民族楽器の響き、土地の言葉で紡がれるメロディ──ワールドミュージックは、ポップスやロックとは異なる“ローカル DNA”を色濃く残す音楽の総称です。

アフリカのアフロビートやブラジルのサンバ、インドのボリウッド・ポップなど、ジャンルは無数。

共通点は「聴くだけでその土地を旅している気分になれる」ことにあります。

音楽で“瞬間トリップ”を提供できる──これがワールドミュージック最大の魅力です。

なぜ店舗BGMにワールドミュージックが効くのか?

リラックスや高揚を与える通常のBGM効果に加え、ワールドミュージックは次の3つの恩恵をもたらします。

  • 空間のストーリー化
    異国のリズムが“非日常の入口”となり、店舗体験を物語仕立てに。
  • SNS 映えの加速
    珍しい楽器や言語のサウンドは動画・リール投稿と相性抜群。
  • 顧客の五感を刺激
    視覚や味覚と結びつきやすく、料理や商品の印象を底上げ。
BGMマガジン
編集部

シンプルな内装でも“耳の演出”だけで海外旅行気分が味わえますね!

“見た目+音”のダブル演出で、リピーターに“また行きたい理由”を一つ増やせます。

業種別:ワールドミュージックが映えるシーン

  • エスニックレストラン・カフェ
    地域料理と同じ国の音楽で“本場感”を強化。
  • トラベルグッズ&アウトドアショップ
    アフリカン・パーカッションで冒険心を刺激。
  • スパ・リラクゼーションサロン
    インド古典やチベタンチャントで瞑想モードを演出。
  • アートギャラリー&雑貨店
    南米ボサノバやフラメンコで作品鑑賞を盛り上げ。

業態の“世界観”と産地を合わせると、説得力が一気に高まります。

まず聴きたい6曲リファレンス

著作権フリーではありませんが、下記名曲を“参考曲”にして 「似たテイストのロイヤリティフリー音源」 を探してみてください。

1. Desafinado / João Gilberto


ボサノバの祖による柔らかなギターとポルトガル語ボーカル。
活用例: 朝のブラジル料理カフェで“海辺の朝”を演出。

2. Pata Pata / Miriam Makeba


南アフリカ発、軽快なクリックビートとコーラスが特徴。
活用例: キッズ向けアパレルで元気な雰囲気を追加。

3. Jai Ho / A. R. Rahman


映画『スラムドッグ$ミリオネア』主題歌。高揚するインド・ポップ。
活用例: スパの“アーユルヴェーダ・デー”でエネルギッシュな導入曲に。

4. El Cuarto de Tula / Buena Vista Social Club


陽気なキューバン・ソン。ホーンとパーカッションが賑やか。
活用例: バーのハッピーアワーでカクテル消費を加速。

5. Malaika / Angélique Kidjo


東アフリカのラブソングをベナン出身シンガーがソウルフルにカバー。
活用例: エシカル雑貨店で“温かみと多文化感”をプラス。

6. Chan Chan / Buena Vista Social Club


ギターとマラカスが絡む哀愁漂うキューバン・ナンバー。
活用例: ディナータイム後半に“しっとり余韻”を提供。

BGMマガジン
編集部

上記6曲のような楽曲を時間帯でスイッチすれば、小さな世界旅行が完成しそうですね!

名曲の“雰囲気”をつかみ、類似のライセンス曲で置き換えるのが賢い運用です。

プレイリスト運用3つのヒント

  1. 地域ごとにフォルダ分類
    ヨーロッパ/ラテン/アジアなどで区切れば選曲が迷わない。
  2. テンポを段階的に
    開店時はBPM80〜90、ピークは110前後、閉店はスローへ。
  3. 月1で“旅先フォーカス”を更新
    例:6月はブラジル特集、7月はアフリカ特集。リピーターに新鮮味を。

“国・テンポ・特集”の3軸で回すと、マンネリ知らずのサウンド世界旅行が実現します。

まとめ:音楽で“世界の扉”を開く

  • 異国サウンドは 視覚以上に強力な非日常スイッチ
  • 業種や時間帯ごとに曲調を合わせれば 売場が物語になる
  • 名曲をリファレンスに ライセンスフリー曲で安心運用

まずはご紹介した6曲を聴き、似たテイストのBGMを探して流してみてください。

耳から始まる世界旅行が、あなたの店舗を魅力的な“目的地”へと変えてくれるはずです。

ABOUT ME
BGM House ディレクター K.G.
店舗BGM配信サービス「BGM House」ディレクター。 これまでに1,000曲以上の店舗用BGMをプロデュース。「空間の音」を起点に、美容サロン・カフェ・小売店など、ブランドの世界観を深める空間演出を手掛ける。 また、事業家としての側面も持ち、ゼロから事業を立ち上げた起業経験に加え、東証プライム上場企業での新規事業開発にも参画。 「感性(音・ブランディング)」と「論理(事業開発・マーケティング)」の両輪で、年商1,000万円〜10億円規模の事業者・ブランドオーナーの実践的な伴走支援を行っている。