全力で走るときも、仲間と観戦で盛り上がるときも、背中をそっと押してくれるのは“音”の力です。

リズムが心拍を、メロディが気持ちをコントロールし、スポーツの楽しさと達成感を何倍にも引き上げてくれます。

本記事では スポーツ施設が BGM を取り入れるメリットと選曲のコツ、そして YouTube で見つけやすい定番曲 をまとめてご紹介します。

この記事を最後まで読むと
  • スポーツシーンに合うBGMがわかる
  • スポーツの体験をぐっと引き上げるBGM運用術がわかる

スポーツ × BGM が生む 3 つのブースト効果

「音楽を聴くと足が軽くなる」── そんな経験、ありませんか?

まずは科学的に実証されている BGM の主な恩恵を整理しましょう。

  1. パフォーマンスの向上
    • 音楽のテンポが運動リズムと同調し、小脳の運動制御を活性化。
    • 疲労感を 10〜15% 軽減すると報告する研究も。
  2. メンタルコントロール
    • 好きな曲はドーパミン分泌を促し「やる気ホルモン」を補給。
    • 緊張を鎮めたい場面ではヒーリング系で副交感神経を優位に。
  3. 一体感の醸成
    • スポーツバーや観戦イベントでは、手拍子しやすい 4 つ打ちが場をひとつに。
    • チーム練習で統一プレイリストを共有すると士気がアップ。

BGM は「場の空気」と「個人の身体」を同時にデザインできる万能ツール。

導入しない手はありません。

BGMマガジン
編集部

音楽はトレーナーがつきっきりで指導するのと同じくらい、利用者の背中を押してくれるんですね。

失敗しない!スポーツ施設の BGM 選び 3 つのポイント

流行りのヒット曲を流すだけでは逆効果になることも。

選曲には明確なロジックが必要です。

  • ① 目的でテンポを変える
    • 高強度トレーニング → 120〜140 前後のアップビート(EDM・ロック)
    • クールダウン&ストレッチ → 60〜80 前後のチル・アンビエント
  • ② 利用者層の年代を意識
    • 20 代中心:最新チャートや K-POP リミックス
    • 30 代以上:90-2000s のヒット曲カバーで懐かしさと高揚感を両立
  • ③ 音量は「会話がかろうじて成り立つ」‐ 70dB 付近
    • トレーニング指示や安全アナウンスが通るクリアさは必須。

テンポ・年代・音量── この 3 点を押さえるだけで「なんとなく流している」状態から一歩脱却できます。

施設別|おすすめジャンルと活用術

同じスポーツ系でも“求められる音”は千差万別。

主な施設ごとに相性の良いジャンルを整理しました。

スポーツクラブ・フィットネスジム

  • 推奨ジャンル:EDM/アーバンヒップホップ
  • 拍が明確な 4 つ打ちでランニングマシンや HIIT のリズムをガイド。

ヨガ・ピラティススタジオ

  • 推奨ジャンル:アンビエントチル/ニューエイジ
  • 自然音やシンセのドローンが呼吸を深く整え、瞑想スイッチを入れる。

スポーツバー & カフェ

  • 推奨ジャンル:ファンクポップ/ハッピージャズ
  • ソウルフルなホーンセクションやボサノバリズムで観客の一体感 MAX。

ダンススクール

  • 推奨ジャンル:ポップダンスヒッツ/K-POP リミックス
  • 原曲のフックはそのままに、BPM を揃えたリミックスで振付が合わせやすい。

施設の目的と来店動機を想像し、「この曲を聴いたらあの動きがしたくなる」という連想ゲームの精度を高めましょう。

BGMマガジン
編集部

フロアごとにプレイリストを着替えるだけで、まるでジム全体が呼吸しているみたいになりますね。

すぐに聴ける!YouTube で見つかる定番 4 曲

Eye of the Tiger / Survivor


1980s ロックの金字塔。

ベンチプレスやスプリント前の“闘志注入”に最適。

Uptown Funk / Mark Ronson ft. Bruno Mars


ノリの良いブラスとクラップで、スポーツバーのパブリックビューイングを一気にダンスフロアへ。

Shape of You (Workout Remix) / Ed Sheeran


原曲より 10% テンポアップしたリミックス版。

トレッドミルのペース走にハマります。

Weightless / Marconi Union


英研究で「最もリラックスできる曲」と称賛。

クールダウンやヨガのシャヴァーサナで副交感神経をオン。

著作権をクリアに!安心して音楽を流す方法

YouTube やサブスクの音源を店内スピーカーで直接再生するのは基本 NG。

  • JASRAC 等へ包括契約:自前プレイリストを使いたい場合の正攻法。
  • 店舗 BGM サービス:月額制で権利処理済み。ジャンル検索・時間帯自動切替などスポーツ施設向け機能が充実。

コストと手間を天秤にかけると、ほとんどの施設が 店舗 BGM サービス を使った方が安全かつ時短です。

まとめ

  • BGM は パフォーマンスアップ・メンタル調整・一体感醸成 の三拍子を支える“無言のコーチ”。
  • 目的に合わせたテンポとジャンル選定が成功のカギ。
  • 著作権対応はプロのサービスに任せ、安心・快適な音空間でスポーツ体験を最大化しましょう。

音楽を味方につけた瞬間、あなたの施設は「また行きたい!」があふれる最高のスポーツステージへ進化します。

ABOUT ME
BGM House ディレクター K.G.
店舗BGM配信サービス「BGM House」ディレクター。 これまでに1,000曲以上の店舗用BGMをプロデュース。「空間の音」を起点に、美容サロン・カフェ・小売店など、ブランドの世界観を深める空間演出を手掛ける。 また、事業家としての側面も持ち、ゼロから事業を立ち上げた起業経験に加え、東証プライム上場企業での新規事業開発にも参画。 「感性(音・ブランディング)」と「論理(事業開発・マーケティング)」の両輪で、年商1,000万円〜10億円規模の事業者・ブランドオーナーの実践的な伴走支援を行っている。