木の葉が色づき、空気が澄みわたる秋。

そんな季節の移ろいを店内にも取り入れるなら、まずは耳から ―― 落ち着きと高揚が同居する“秋色サウンド”で、お客さまの五感をそっと包み込みましょう。

この記事を最後まで読むと
  • 秋の雰囲気に合うBGMがわかる
  • 秋の空間体験をぐっと引き上げるBGM運用術がわかる

秋の店舗づくりに BGMが欠かせないワケ

秋は「実り」「読書」「芸術」など、多彩なテーマで集客できるシーズンです。

けれど色彩が深まり日没も早くなるにつれ、店内が静かで物寂しい印象になりがち——そんな時こそ背景に流れる音楽が “もうひとつのインテリア” として力を発揮します。

この記事では、

  • 音楽がもたらす感情・行動への3大効果
  • 秋らしさを高めるジャンルと選曲のヒント
  • 月ごと&時間帯ごとのおすすめBGM活用術
  • 今すぐYouTubeで試せる“秋の定番4曲”

についてご紹介していきます!

音楽が起こす“秋効能”を知ろう

店舗BGMが持つ代表的な効果は次の3つです。

  • マスキング効果 – 足音やエアコンの稼働音などを心地よく覆い隠し、会話と集中をサポート
  • 感情誘導効果 – 曲調で〈ワクワク・ほっこり〉といった秋特有の情緒を呼び起こす
  • イメージ効果 – 焼き芋・紅葉スイーツなど季節メニューの世界観を視覚以外からも補強

これらを意識して音楽を選ぶだけで、同じ商品でも「秋を満喫できる店」という記憶に残りやすくなります。

BGMマガジン
編集部

落ち着いた曲を流すと、お客様の滞在時間が自然に伸びやすいのも秋ならではですね。

選曲前にチェック! 3つのコツと注意点

  1. コンセプトと温度感を合わせる
     北欧風カフェならアコースティック、古書店ならクラシックやレトロジャズ――といった具合に、店づくりの方向性と揃えましょう。
  2. 時間帯でテンポを変える
     昼はミドルテンポで明るく、夕方以降はスローテンポで落ち着きを演出すると、メリハリが付きやすい。
  3. 著作権は“商用利用OK”の音源で
     YouTube・サブスクの無断再生はNG。店舗BGMサービスやロイヤリティフリー音源を選ぶと安心です。

9・10・11月――月替わりで深まる“秋色サウンド”

9月:早秋を告げる「Autumn Acoustic」

木漏れ日のようにやわらかなギターやピアノ曲が中心。ブックカフェやギャラリーのオープン時間に◎。

10月:紅葉が色づく頃の「Autumn Jazz & Blues

ミドルテンポのピアノトリオやブルースギターが、読書やワインをゆったり楽しむ夜長を彩ります。

BGMマガジン
編集部

落ち着いた曲を流すと、お客様の滞在時間が自然に伸びやすいのも秋ならではですね。

11月:木枯らし前の「Melancholic Ballads

サックスやチェロの哀愁あるメロディーで“深まる秋”を演出。

バーや大人向けサロンにおすすめ。

時間帯別・秋のBGM活用術

朝—澄んだ空気に「Morning Folk」

爽やかなアコースティックが、モーニングセットや開店準備の活力に。

昼—秋晴れを満喫する「Autumn Pops」

軽やかなシンガーソングライター系でランチの会話を邪魔しない心地よさ。

夕—夕焼けとともに「Chill Hop Autumn Edition」

ローファイビート×ジャズサンプルで、作業や読書をするお客様も長居しやすい空気感。

夜—冬支度が始まる「Acoustic Night Café」

温かいエレピやウッドベースが、熱々のシチューやホットワインをよりおいしく感じさせます。

今すぐYouTubeで雰囲気チェック!秋の定番4曲

※以下の楽曲は 店頭でそのまま流す ためではなく、あくまで 曲調サンプル として雰囲気を確認したいときにご活用ください。実際のBGM運用時は商用利用可能な音源へ差し替えを推奨します。

Autumn Leaves / Cannonball Adderley


ジャズの大定番。

“枯葉が舞う歩道” を想像させるアルトサックスが、夜のバーで語らいを深めます。

September / Earth, Wind & Fire


イントロのホーンだけで気分がアガるソウル・クラシック。

スポーツバーや販売促進イベントに最適。

Harvest Moon / Neil Young


アコギとハーモニカが温かな月夜を描写。

雑貨屋やアトリエでの閉店前のBGMに。

Fly Me To The Moon(Lo-fi Remix) / Various Artists


ローファイヒップホップに載せたスタンダード。

作業カフェやコワーキングで集中とリラックスを両立。

まとめ:BGMで“秋の記憶”をデザインしよう

  • 秋は感傷と高揚が同居する季節。BGMでその揺らぎを演出すると店舗体験が深まる
  • 月ごと・時間ごとに曲調を切り替えれば、リピーターも飽きずに来店
  • サンプル曲で雰囲気を確認→商用OK音源に置き換えるのが失敗しないコツ

音楽は香りや照明と同じく、五感に働きかける“空間づくりの要”。

秋色に染まる街並みに合わせて、あなたの店舗も音から衣替えしてみませんか?

ABOUT ME
BGM House ディレクター K.G.
店舗BGM配信サービス「BGM House」ディレクター。 これまでに1,000曲以上の店舗用BGMをプロデュース。「空間の音」を起点に、美容サロン・カフェ・小売店など、ブランドの世界観を深める空間演出を手掛ける。 また、事業家としての側面も持ち、ゼロから事業を立ち上げた起業経験に加え、東証プライム上場企業での新規事業開発にも参画。 「感性(音・ブランディング)」と「論理(事業開発・マーケティング)」の両輪で、年商1,000万円〜10億円規模の事業者・ブランドオーナーの実践的な伴走支援を行っている。