【解説】お店で流すBGMの著作権について。知っておきたいリスクと対策
店内のBGMは、空間の印象や滞在時間、購買体験を左右する大切な要素です。
しかし「とりあえず好きなプレイリストを流しておけば大丈夫」と思っていると、思わぬ法的リスクを抱え込みかねません。
ここでは、音楽を安心して活用したい店舗経営に関わる方々に向けて、最新情報と具体的な対策をまとめました。
- 「音楽の著作権」についてわかる
- 実際の違反事例についてわかる
- 店舗BGMの流し方についてわかる
目次
店舗BGMと著作権――まず押さえるべき法律の枠組み
お店で音楽を流す行為は、著作権法上「公衆への伝達」に該当します。
そのため、私的に楽しむ場合とは異なり、営利目的で不特定多数に聴かせる場合は「演奏権」が発動するため、権利者(通常はJASRAC・NexToneなど管理事業者)から許諾を得なければなりません。
ちなみに2024年10月以降、JASRACは店舗BGMの包括使用料に「管理楽曲利用割合99.96%」を乗じて計算する新ルールを導入し、実質的な負担額が微調整されました。
編集部
そもそも音楽には「著作権」があるので、お店で流すには「利用料」を支払う必要があるってことですね。
違反になる典型例
違反リスクを避ける第一歩は、どのような使い方が「アウト」なのかを正しく知ることです。
以下の代表的なケースは、うっかりやりがちな落とし穴なので要注意。
- 個人向けストリーミングの店内再生
Spotify、Apple Musicなど個人契約アプリは商用利用を禁じています。店内で流すと規約違反かつ著作権侵害です。 - 市販CD・ダウンロード音源の無許可再生
CDを買っても「演奏権」は付与されません。許諾手続きか包括契約が必要です。 - YouTube等の動画サービスをそのまま再生
動画内の楽曲だけでなく映像著作物の権利も絡むため注意が必要です。
違反した場合のリスク
刑事罰は個人で「10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金」、法人で「3億円以下の罰金」。
加えて、損害賠償や店舗名公表、SNS炎上などブランド毀損リスクも無視できません。過失でも免責されないため、事前対策が必須です。
編集部
万が一何かあった時には、経営への大ダメージになりかねないですね…。
2024–2025 年の最新トピック
著作権を取り巻くルールやサービスは毎年アップデートされています。
直近2年間で押さえておきたい注目点は次のとおりです。
- 二つの管理団体を意識する
JASRACに加えNexToneも店舗包括ライセンスを提供を開始しました。
500㎡以内なら年額6,000円(税込6,600円弱)から契約可能です。 - AI生成音楽の扱い
2025年時点、日本法では「AI単独生成音楽」は著作物性が認められず原則フリーですが、人が編集や指示で創作性を加えた場合は著作権が発生し得ます。
利用規約で二次配布や商用範囲が制限されることも多いので、自分でAI生成する場合も含めて、注意が必要です。
著作権を守って音楽を流す 3 つの方法
違反リスクをゼロにしつつ、BGM選びで損をしないためには大きく3つのルートがあります。
それぞれの特徴と注意点を比較して、自店に合った方法を選びましょう。
1. 著作権フリー・AI音源の活用
著作権フリーのBGMや、あるいは新しい曲をAI生成して配信する方法があります。
商用可否・クレジット表記・改変可否は著作者の規定やライセンスごとに異なります。
例えば、一部BGMのライセンス取り扱いも行っている「クリエイティブ・コモンズ」というサービスの中でも、「CC0(著作権を完全放棄しパブリックドメイン相当)」に該当するBGMであれば表記義務がありませんが、曲数やジャンルが限られる点に留意が必要です。
生成AIに関しても、サービス自体が商用利用不可であったり、課金プランによって可否が分かれるなどの違いがあります。
誤って商用利用不可のものを店舗で再生してしまったり、店舗のムードにピッタリのBGMをスムーズに見つけられない可能性があるなど、本業に集中するうえで「余計なリスク」が少なくないと言えます。
2. JASRAC/NexToneと包括契約を結ぶ
最も古典的な手法がこちらです。
- 受付はオンラインで完結(電子サイン対応)
- 年払い・月払いが選べ、面積で料金が段階的に変化
- 利用割合制度により複数管理団体の楽曲を流す店でも過払いを防止
有名な楽曲を利用できるのがメリットではありますが、契約制度が複雑であったりそもそも月額料金が高価なため、トータルでのコストは高くつく傾向があります。
3. 店舗向けBGMサービスを利用する
BGM House、USEN、Monster Channel、などのサービスは、
- 著作権処理済みプレイリストを定額で提供
- スマホ1台で導入でき、タイマー再生や複数店舗遠隔管理に対応
- 料金は月額500円から7,000円前後と、低価格プランから高度な機能を備えたハイエンドまで、店舗規模や用途に合わせた多様な選択肢があります。
制作コストや法的リスクを考慮すると、最も手軽で安全な、バランスの取れた選択肢です。
編集部
店舗経営においては空間づくりもサービスの一つです。また、著作権に違反してしまうリスクを回避するためにも、店舗向けBGMサービスを活用するのはおすすめです。
店舗BGMの著作権についてまとめると、以下の3点になります。
- 楽曲には「著作権」があるので自由に流せない
- 違反した場合には、罰金の可能性もアリ
- 店舗BGM配信サービスなら、著作権リスクをカバーできる
これらを踏まえて、「店舗の雰囲気づくり」と「著作権リスクの回避」を両立できる解決策を選んでいくことがポイントになります。
店舗BGMなら「BGM House」がおすすめ
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スマホ(またはタブレット)とスピーカー、Wi‑Fiさえあれば、面倒な工事も契約書類も不要。
その日のうちに店内にぴったりの音楽を流せます。
- 7日間フリートライアル
登録から1週間は完全無料。まずは気軽に音質や選曲の雰囲気をお試しください。 - 著作権の心配ゼロ
配信される楽曲はすべて自社制作。BGM houseが著作権を保有しているため、JASRACとの個別契約や追加の著作権使用料は一切かかりません。月額料金にすべて含まれています。 - 業種別チャンネルで雰囲気づくり
居酒屋、カフェ、サロン、クリニックなど、業態に合わせたチャンネルを用意。専門知識がなくても、再生ボタンを押すだけで空間に合ったBGMが完成します。
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